東京外論

地方暮らしのほんとうのことを書きます

2018-01-01から1年間の記事一覧

雨の中で、フロントガラス越しに映るトウモロコシ畑をずっと見ていた

ここは東京ではない、日本のどこか。 日本全国で雨が降り続いている。 竜巻が怒ったり、川が氾濫したり、近年は気象状況がおかしいらしい。 私の暮らす腐り切った地方都市にも雨は均等に降る。 深夜まで無能扱いの言葉を浴びせられて、結局営業車でサボる。 …

仕事は辛いけど、仕事の何が辛いんだろう

ここは東京ではない、日本のどこか 地方での仕事と、東京での仕事、両方経験したことがあるが、どちらも辛い。 まぁ営業職しかしたことないからだろう。 自分には営業の才能はないと思っているし、自信もない。 どちらかというと営業がかっこいいとは思えな…

夏はやはり暑かったのだと改めて思う

ここは東京ではない、日本のどこか。 七月に入った途端に真夏のような気温になった。 営業車のエアコンが気持ち悪い臭いを吐き出している。エンジンを切ったらすぐ暑くなるのでたまらない。 東京にいた頃は、地下鉄で涼んだり、喫茶店に飛び込めばよかったも…

七夕は真冬の夜に

ここは東京ではない、日本のどこか。 休日でもお金がないから、どこにも行けず、朝から釣りをして晩御飯を稼ごうと思ったけど、ものすごい雨のため諦めた。 ホームセンターで七夕の飾り付けを買ってきて、笹もどこからか仕入れないと。 明日は竹藪を探そうと…

風の吹かない夜に会いたい 胸の奥の君の声にすがるように

ここは東京ではない、日本のどこか。 アホみたいな貧乏から抜け出そうと思って始めた転職活動で内定が出た。 給与も今の三倍ほどになる。 でもなんだか嬉しくないし、面接を受けた時よりも冷めてしまっていた。 勤務地が全く希望するところではないし、なん…

名前を付けてやる

ここは東京ではない、日本のどこか。 子供が10月に生まれることになって、本当に楽しみなんだけど、お金だけが心配だ。 スピッツに名前をつけてやるという曲がある。 あの頃のスピッツは本当に刹那的な曲が多いんだけど、ふと子供の名前を考えた時にこの曲…

夏になること、それは毎年繰り返す白昼夢

ここは東京ではない、日本のどこか。 営業先は今日は100キロほど離れたところだったので、営業車をバイパスを走らせていた。山を切り開いて作られたこのバイパスは、私が子供の頃から工事をし続け、未だに完成していない区間もあるが、ようやく一通り開通し…

また少しずつ書き始める。

ここは東京ではない、日本のどこか。 今週のお題「チョコミント」 しばらくブログ記事を書いてなくて、多分一年くらい書いてないのだけれど、相変わらず地方で生きているし、貧乏のままだ。 少しもう少し、ラフな感じでブログを書いてみようと思った。 今週…

春風が運ぶのは砂と憂鬱

ここは東京ではない、日本のどこか。 あっという間に木曜日になった。 時間を潰すだけの仕事、移動時間に体力を消耗する。 何も決まらず何も決められず、2回目の春が始まりそうだ。

帰る家がある。都会でも田舎でも

ここは東京ではない。日本のどこか。 月曜日からひたすら残業を続けた。 もちろん残業代なんか出るはずがない。 地方の中小企業は優秀な人間は多くない。だから生産効率も良くないのだ。そんなことはわかりきっている。 疲れ切った国道の帰り道を三世代前の…

何もしていなくても、一年間は過ぎ去って行った。この地方でも

ここは東京ではない。地方のどこか。 全くブログも書く気も起こらず、ただただ低賃金な労働に身を捧げ、残業代未払いの仕事を終えて、壊れかけの車でアパートまで戻ってくる一年だった。 心配なのはいつもお金のこと。 喧嘩する内容もいつもお金のこと。 車…